垂れ流し日記

その日に起きた出来事の感想をそのまま書く垂れ流し日記

別れの夜明け@真田ナオキ

今までは北島三郎門下以外ではほとんど聞かなかったのですが、”演歌歌手の弟子”という肩書を持つ演歌歌手が最近増えているような気がします。

 

具体的には

山本譲二の弟子、パク・ジュニョン 2012年デビュー

細川たかしの弟子、杜このみ 2013年デビュー

吉幾三の弟子、真田ナオキ 2016年デビュー

 

山本譲二細川たかし吉幾三は仲が良いというのを聞いたことがありますが、「弟子を持つと儲かる」みたいな話でもしたのでしょうか。それともこの年代になると後進を育てたくなるのでしょうか。

理由はともかく、パク・ジュニョンも杜このみも順調に人気者への階段を登っています。

では、真田ナオキもその後に続けるのか?

 

個人的な意見を言わせてもらえば、人気歌手になる!と思っています。

 

以下、根拠です。

 

1.ハスキーボイス

歌手の一番の武器は”声”だと思います。危機心地の良い声は何物にも変えられない宝物です。その意味で真田ナオキはハスキーボイスという武器を既に持っています。

ハスキーも度が過ぎればダミ声になってしまいますが、現時点ではちょうどよいハスキーさがあります。この声がTVで流れてくると、「オッ、誰だこの声は?」と視聴者を振り向かせられると思います。

 

2.低音

最近は、男性歌手でも高音を売りにしている歌手が多いです。

それはそれでキレイな声が多くてよいのですが、やはりたまには低音がしっかりと出る歌を聞きたいです。

そういう意味で、低音でハスキーな声がでる真田ナオキは、今の演歌界で空いている枠に収まることができます。

 

3.吉幾三

作詞家・作曲家の弟子はデビュー当時は師匠に詞や曲を担当してもらうことが多いですが、シンガーソングライターである吉幾三を師匠にもつ真田ナオキは、両方面倒を見てもらえます。これは大きいでしょう。演歌だけでなく歌謡曲コミックソングにも)に対応できるので、いろいろなイメージの曲を唄えそうです。

また、吉幾三は「海外の音楽を勉強したいので、仕事をセーブする」ということで、更に幅広いジャンルの曲を提供して貰えそうです。(真田ナオキへの曲提供がセーブする対象にならなければ。。。ですが)

 

現在は、2曲目の「別れの夜明け」で頑張っています。

キャンペーンで見ましたが、やはりこの声は聞き心地がよいです。

あと数年すると紅白歌合戦に出場し、キャンペーンに回ってこなくなる可能性もあるため、見るチャンスがある場合は、是非見に行くことをおすすめします。

 

 

照ノ富士の休場について

照ノ富士が休場しました。

稀勢の里も休場しました。

鶴竜も休場しました。

 

何れも怪我の状態が思わしくなく、本来の相撲がとれない状況だったため、仕方がないと思っています。

我々ファンは「本来の相撲が取れないのであれば、万全に治るまで休んで出直せばよい」と思いますが、本人からするとそんな呑気なものではなさそうです。だからこそ中々休まずに怪我を悪化させてしまうのでしょう。上位の力士ならなおさらでしょう。

 

稀勢の里鶴竜の今後は厳しいです。

ともに連続途中休場であり、次出場する場合は進退が掛かる可能性があります。

怪我をしながらも武蔵丸との決定戦を制した貴乃花ですが、その後7場所休場しています。進退がかかるので万全になるまで待ったのでしょうが、それくらい慎重になって欲しいものです。「出場するのが横綱の責務」とか言っていますが、オリンピックではないので、参加するだけでは意味がありません。「出場して横綱にふさわしい成績を上げるのが責務」なのです。今場所のように「なんとかなりそう」といった甘い気持ちで出場するのが、まだ大関気分なのかもしれません。

次は引退覚悟で出てきてほしいものです。

 

それに比べれば照ノ富士は遥かにマシです。

横綱は陥落がない代わりに”引退”ですが、大関は陥落すれば相撲を取り続けられます。

 

・6月上旬に膝を手術

・7月初旬に名古屋場所に向けて調整

・7月中旬の本場所初日に膝をかばっていた

 

つまり手術をしても一ヶ月では復帰は無理ということですね。

伊勢ヶ濱親方は「巡業も休ませる」と言っていますが、今後はどうなるのでしょうか。

ずっと休場すればこんな感じになりそうです。

・2017年9月場所 → 大関カド番

・2017年11月場所 → 関脇(10勝すれば大関復帰可能)

・2018年1月場所 → 前頭中位

・2018年3月場所 → 前頭下位or十両上位

・2018年5月場所 → 十両下位

・2018年7月場所 → 幕下

 

照ノ富士ファンの私の意見としては、やはり「治るまで休んで欲しい」というのが本音です。

1年休めば十両もしくは幕下まで落ちますが、治ればまた相撲がとれます。

「相撲をとるのが楽しいから」といって怪我の痛みを押しても出場していましたが、今の膝の状態のままでは、もう大関はおろか幕内も無理でしょう。

思い切って長期休場し、一からやり直してほしいですね。

幸い栃ノ心という前例があります。

前頭11枚目の2013年7月場所を途中休場。以降3場所休場し、翌年3月場所で幕下55枚目で復帰。以降4場所を幕下優勝・幕下優勝・十両優勝十両優勝として再入幕。翌年には関脇まで復帰しています。

これを目標にしてほしいものです。

 

残念な欠場ではありますが、万全になって帰ってくる可能性を考えれば、前向きな欠場とも思えます。

待ってますよ、照ノ富士

 

今年のツールは面白かったのか

ステージ18では、ワレン・バルギル(サンウェブ)がイゾアールを制し。

ステージ19では、ボアッソンハーゲン(DDD)が待望の初勝利を挙げました。

ステージ20はITT。

最終ステージのシャンゼリゼでは総合争いはしないことが例年の流れとなっています。

 

つまり、駆け引きのあるロードレースは既に終了していることになり、総合優勝の行方はITTの結果次第となりますが、ITTならフルームが圧倒的に有利なので、ほぼ総合優勝は決まった形になります。

 

今ツールはITTの合計距離が短く、山岳ステージの難易度が下がったと言われていました。

今までのステージを振り返ると、フルーム自ら攻めるシーンはほとんど無く、守備的な走りをしていた気がします。

ステージ1のITTで付けた差を、難易度の下がった山岳ステージで逆転されないように集団コントロールし、ステージ20のITTは保険として取っておく。

「フルームが不利になるようなコース設定」との噂でしたが、むしろ、今回のツールはフルームに有利だった感じもありますね。

 

そんなフルームに対して攻撃をしかけていたのは、ロメン・バルデ(AG2R)くらい。

それよりも有力総合勢が次々と脱落していったシーンが印象的です。

山岳ステージの難易度が下がったのに、総合勢が遅れていく。。。

 

なぜなんでしょう?

 

ここからは推測ですが、山岳テージの難易度が下がったことで、例年なら勝負に参加できなかったクライマー以外の選手がハッスルしたのだろうと思われます。

スカイのアシストが大量に残っているのと対象的に、アスタナやトレックのアシストは登り始めた時点でほぼ居なくなっていました。それはクラシック系のライダーが山岳に至るまでの道中が厳しい展開になっていたのかもしれません。サンウェブとか動きまくっていましたしね。

つまり今大会はクライマーというよりも、クラシック系の能力を求められたのかもしれません。

 

そう思うと、理解できることがあります。

・そこまで登れる印象の無い、リゴベルト・ウランキャノンデール)が上位にいる。

・山岳エースアシストという立場のため道中はフルームと同様に守られていたランダが、ゴール前まで残れている。

・クフィアトコースキーが最終盤まで残っている。

・逆に、エナオモントーヤが意外に早く脱落する。

・気がつくとパンタノやモレマといった山岳アシストの姿形も見えない。

・道中が速いので、キンタナがジロの疲れを回復させる暇がなかった。

コンタドールは・・・単純に力が衰えているのかも。

 

にもかかわらず、フルームが頂点にいるということは、やはりフルームは真のオールラウンダーであり、実力が抜けているのでしょう。

おそらくこれでツール4勝目。気が早いですが、来年で5勝クラブの入会資格を得られるのか興味深いところです。

 

で、本題の「今年のツールは面白かったのか?」ですが、

 

文句なく面白かった!

 

・キッテルの圧倒的なスプリント

・サンウェブが動きまくる

AG2Rがフルームに攻撃する

・バルギルの覚醒

・ボアッソンハーゲンなど普段2番手に隠れている選手の活躍

 

各チームのエースの落車や失格による離脱も色々ありましたが、それを差し引いてもやはりツールは面白かったです。

 

最終日、スカイのメンバーは例年通りシャンパンによる祝福をするのでしょうが、我が家でも同じようにシャンパンを開けられるように準備をしておこうと思います。

 

3週間早かったなぁ。。。溜まった仕事をブエルタまでに片付けようかな。。

 

このツール・ド・フランスで輝いているチーム・選手


東京には荒川CRというローディ達が集まるサイクリングロードがある。
下流から30~40kmに渡り広い道幅の舗装路が続き、彩湖というトレーニング可能な場所もある。
マナーの是非はあるだろうが、ある程度のスピードでローディ達が日々トレーニングに励んでいる。

そんなローディ達の大半はサイクルロードレースのファンであろうと推測される。
活躍した選手達と同じバイクに乗り、同じジャージを着ている人たちも少なくない。

先週末、35℃を超える灼熱の荒川を走っていたが、やはりローディ達が多く走っていた。
「SKYジャージがいつもより多い」ような気がした。
黒地に水色のラインが入ったSKYジャージは目立つ。普段より多く感じたのは気のせいではないだろう。
この焼けるような暑さの中、黒色のジャージを着るなんて賢明な判断ではないが、どうしても着たかった人が多かったのだろう。
その理由は一つしか無い。フルーム率いるチーム・スカイの活躍を見て刺激されたに違いない。
数十万円するバイクと違い、チームジャージというのは、1~2万円なので、比較的変えやすい。

カイジャージを着て、ジッパーを全開にすれば、ミケル・ランダになれる。
カイジャージを着て、ジッパーを半開にすれば、ヴァシル・キリエンカになれる。
カイジャージを着て、白縁のアイウェアをかければ、ゲラント・トーマスになれる。
カイジャージを着て、首を傾げながら走れば、クリス・フルームになれる。

特に東京であれば、ロードバイクショップでレプリカジャージが簡単に手に入る。
すなわち、荒川CRにおけるチームジャージ遭遇率はそのままチーム人気になる。
このスカイジャージ率の増加はツール効果なのだろうと思い走っていた。

と、同時に「自分ならどのジャージを着るだろうか」ということも考えた。

カイジャージは確かに憧れだが、被る率が高いので見送る。
その他の候補を考えた結果を3チームを紹介する。

1.サンウェブ
ワレン・バルギルが山岳賞をほぼ確定させているが、それ以上にマイケル・マシューズがカッコイイ。
キッテルとのスプリント勝負では分が悪いと分かっているため、キッテルが獲れないステージや中間スプリントポイントを獲りに行く作戦である。
その姿があまりにも眩しい。
スプリンターというカテゴリで括られる脚質ながら、1級山岳を平気で逃げ集団に加わり中間スプリントをゲットする。
中間スプリントのついでに、その先の頑張る必要のない、山岳ポイントでも、バルギルの山岳賞アシストの為に、ポイントをゲットする。
スプリントと名がついているだけの実質的な激坂で、リオオリンピック王者を下す
等々
縦横無尽の活躍をしている。
その名の通り、”総合”の強さでいえば、クリス・フルームなのだろうが、瞬間的に強さを見せる回数でいえば、マイケル・マシューズがダントツなのではないだろうか。
今回のツールを見る限り、今のところサンウェブのジャージを着て、ジャイアントのバイクに乗ってマイケル・マシューズになりきりたい。
ジャイアントのバイクは比較的お求めやすい値段ですし。


2.クイック・ステップ・フロアーズ
スター選手が数多く所属する最強軍団である。

ただし、憧れる選手はダン・マーティンである。

現時点で5勝もしているキッテルではなく、
集団牽引で放映時間の半分近く映っているベルモトでもなく、
誕生日アタックを決めるような華のあるジルベールでもない。

「1km歩くより、100km自転車に乗ったほうが楽」と言ったという噂もあったり、
レース後は干からびたおじいさんのように憔悴しきった姿をさらしながらも、「苦しいと思ったことはない」と言い切り
控えめそうな見た目とは裏腹に攻撃的な走りをする。
そんな、ダン・マーティンに憧れる。

ただし、今クリックステップジャージを着ると、キッテルファンと思われる(実際にファンだが)ので、ちょっと躊躇している。


3.アスタナ
フルームは強い。しかし、それはチームの力も多分に影響している。
アシストが居なければ今の順位は得られていないというシーンも数回あった。
「フルームが強い=チームスカイが強い」と言い換えられる。

そういう意味で、ファビオ・アルの現在の位置は驚愕に値する。
なにしろアシストが居ないのにこの位置にいるのは相当な偉業である。

もともとアスタナはアルの為に、ジロに主力アシストを割り振った。
アルが怪我でジロを回避したために、そのアシスト陣は使えない。
さらにチーム事情で「カザフスタン選手を多く入れる」という制限もあった。
アルがジロやブエルタで活躍した時は、ニバリ、ランダ、ディエゴ・ローザ、ティラロンゴ、スカルポーニフグルサングあたりが盛大にアシストしてくれたものだが、そのメンバーは全く居ない。
どのステージでもレース中盤には、アルはひとりぼっちになっている。
それでも腐らずにアタックの機会を常に狙っているし、孤軍奮闘ぶりは尊敬に値する。

ただ、そのアルは現在イタリアチャンピオンジャージ。
「恐れ多い」「恥ずかしい」「売っていない」の3重のハードルがあるので、着れない。


ツールも残すところあと一週間。
サンウェブのジャージをどうしようか検討中ですが、やはりスカイにするかも。
それより、これから活躍するチームも出てくるかも。
まだまだ、いろいろなチームの活躍を期待しています!


サガンが居なくてもツールは続く

ツール・ド・フランス2017もはや、7ステージが終わりました。

200kmを超える平坦ステージが多く、どうしてもゴール前までは退屈な展開が多いですが、スプリンター達にとっては山岳ステージが始まる前の稼ぎどころなので緊張の続く一週間だったことでしょう。

そんな緊張感がピークになるのがゴール前。

いい位置をとるために身体がぶつかることなど当たり前。ヘッドバッドを繰り出す選手とかもかつてはいました。(ブアニは今もするかも)

それが不運な形になったのが、ステージ4のマーク・カヴェンディッシュ(ディメンションデータ)の落車。

結果的に加害者とされるペーター・サガン(ボーラ)とカヴェンディッシュが揃ってツールを去ることに。

あちこちで色々な検証をしてみたりアンケートをとったりして激しい議論が巻き起こっています。

個人的には、結果的にサガンの肘が出てしまっているので、失格は仕方ないですね。その前の中間スプリントでも同じようなことがあったそうですし。”除外”という厳しい裁定は累積ペナルティということかもしれません。無意識のうちに肘が出てしまう選手なんて危なくて仕方ないでしょう。

アンケートをとると、「レース除外は不当」という結果が圧倒的ですが、仮に被害者が逆だったらどうなっていたのでしょう。

カヴェンディッシュが肘を出し、サガンが落車していたら?または、ブアニが肘を出し、サガンが落車していたら?

その場合、アンケートは圧倒的に「UCIの判断は妥当」になったと思っています。

相撲でもあります。稀勢の里横綱昇進は歓迎されていますが、モンゴル人だったら昇進していなかったでしょうし、照ノ富士vs琴奨菊の立合い変化も、琴奨菊が変化していたら非難されなかったでしょうし。

要は人気投票みたいなものです。

 

この落車騒動の割りを食ったのが、ステージ勝者アルノー・デマール(FDJ)

ツール・ド・フランスなのにフランス人選手によるステージ優勝がない!」と終盤戦までハラハラさせるのが毎年の通例になっていましたが、今年はフランスジャージでステージ勝利という最高の結果を出したのに、印象が薄くなったのは否めません。

しかし、デマールも斜行したとブアニに抗議されていました。その印象も薄くなったのでプラマイゼロかもしれません。

本来まっすぐ走ればこんな事もないのでしょうけどね。

競馬の世界では「強い馬は真っ直ぐ走る」と言われます。かのディープインパクトがそうだったように。ツールに出場しているスプリンターは超一流揃いなので、本来は真っ直ぐ走れるはずです。なので、意識的に斜行しているのでしょう。

 

「強いものは真っ直ぐ走れる」。

それを証明したのがマルセル・キッテルクイックステップ・フロアーズ)。

この「危険なゴール前スプリントは当たり前」という風潮に疑問を感じていたのでしょう。「風よけを使わないというマイナス面」と「スムーズなスプリントで全力を出し尽くすプラス面」を検討した結果、後者を選びました。”自チームの信頼できるトレイン以外は乗らない”という、潔い選択がステージ6・7の連勝に繋がったのだと思います。まさに王者のスプリント。良いものを見せてもらいました。

ただ、キッテルだからできる芸当なのかもしれませんが。

 

この結果、キッテルがグリーンを着ることに。

サガンの6連覇が濃厚と思われていた、このグリーンジャージ争いはこのさきどうなるのでしょう。

現時点のTOPはキッテル、2位がデマール、3位がマイケル・マシューズ(サンウェブ)

この3者はアプローチが異なります。

キッテルは、「ゴールポイントが大きいので中間ポイントは無理をしない」という方針。平坦ステージなら常に勝利できるという自信がある王者の戦法です。

デマールは、「ゴールポイントも中間ポイントも全て欲しい」という欲しがりやさん。

体力が無尽蔵にあるのであれば、この戦法は正しいですが、ステージ7では両方に絡んで来ていませんでした。もしかしたら少し疲れているのかも。

マシューズは、「今は我慢」という戦法。ピュアスプリントでは分が悪いので、1週目のようなピュアスプリンター向きのステージでは、リスクを負って攻めるのではなく、安全を確保しながらなるべく前でゴールするという形です。来るべき自分向きのステージで大量ポイント差を稼ごうという企み。やや消極的にも感じますが、それでも3位につけているので、これから2週目でマシューズ向きのステージが来ると逆転も可能かもしれません。

 

この3人の何れかがグリーンジャージを争うと思われますが、伏兵が現れました。

それは、エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ディメンションデータ)

カヴェンディッシュがリタイアしたことで、サブエースからエースに昇格。とはいえ、単純に序列が一つ上がったというだけでないのがポイントです。

ディメンションデータはプロチームではありますが、年間を通して見た場合、それほど活躍しているチームではありません。去年はツールでのカヴェンディッシュの活躍だけしか目立った成績がなく、プロチーム降格の危機にありました。それは今年も同じ。しかもカヴェンディッシュは落車の怪我で長期離脱確定。

ということは、チームの明暗がボアッソンハーゲンに託されたことになります。

それを本人も感じたのか、ステージ6で無謀な程の早駆けスプリント。ステージ7ではキッテルと6mm差の2位。勝っていたと思いましたが。ピュアスプリントでは明らかに分が悪いため大健闘と言っていいでしょう。さらにカヴェンディッシュには無い、”ある程度登れる”という武器もあります。これからのステージではその武器を使ってポイント差を詰めていけるかもしれません。

 

長らく着ていたノルウェージャージを今年は手放し、久しぶりにチームジャージを着用していますが、グリーンに着替える日が来るかもしれません。そして秋には母国開催のアルカンシェルに。そこまでがボアッソンハーゲンの野望なのでしょう。

そして、そのための準備をしていたからこそ、代役でもすぐに結果が出せたのでしょう。責任を負うことで化ける例が数多くあります。カヴェンディッシュに隠れて爪を研いでいたボアッソンハーゲンがどこまでできるか、要注目です。

 

「去る人あれば来る人あり」とはよく言ったもので、ディメンションデータはボアッソンハーゲンで勝負するでしょう。ではサガンの代わりは?

今のところ目立った選手は居ないが、そのうち出てくるかもしれない。浪花節的な流れで言えば、ユライ・サガンに期待するのだが。。

 

既にクリス・フルーム(スカイ)がイエローを着ているが、今週末から総合争いも本格化します。来週も楽しみな一週間になりそうです。

 

 

アスタナはどこまでやれるのか

Wikiによると、アスタナ・プロチームはカザフスタンの英雄だったヴィノクロフ(大佐)を支援するために、カザフスタン政府が出資して設立されたチームとのこと。

 

2007年の発足以降、主な成績は下記。


2008年 ジロ・デ・イタリア 総合優勝 アルベルト・コンタドール
2008年 ブエルタ・ア・エスパーニャ 総合優勝 アルベルト・コンタドール
2009年 ツール・ド・フランス 総合優勝 アルベルト・コンタドール
2010年 リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ 優勝 アレクサンドル・ヴィノクロフ
2010年 ツール・ド・フランス 総合優勝 アルベルト・コンタドール(抹消)
2012年 ロンドンオリンピック 金メダル アレクサンドル・ヴィノクロフ(個人ロードレース)
2013年 ジロ・デ・イタリア 総合優勝 ヴィンチェンツォ・ニバリ
2014年 ツール・ド・フランス 総合優勝 ヴィンチェンツォ・ニバリ
2015年 ブエルタ・ア・エスパーニャ 総合優勝 ファビオ・アル
2015年 イル・ロンバルディア 総合優勝 ヴィンチェンツォ・ニバリ
2016年 ジロ・デ・イタリア 総合優勝 ヴィンチェンツォ・ニバリ

グランツール・モニュメントを勝ちまくっていうチームですが、今季は不運が重なって思うような結果がでていません。

「ツールだけでも!」という状況でしょうが、ここにきて、エースであるファビオ・アルの移籍話が浮上しています。

www.velonews.com

「将来の事はツール後に決める。」

だそうです。クリストフと同じような感じですが、アスタナとしては非常に痛いでしょう。ランダが移籍し、ニバリも移籍、更にアルに出ていかれると総合系チームとしては壊滅的ですね。

今年はアスタナ万博が開催されるので、スポンサー(カザフスタン政府)から「メンバーの半分はカザフスタン選手で」と言われていたようです。

今回のメンバーを見る限り、その命令に従っているようですが、イタリア人エースからすると面白くないでしょうね。

ある意味来年以降のアスタナが早くも楽しみです。

 

 

クリストフ移籍問題

 

待ちに待ったツール・ド・フランスも2ステージが終了。

残り19ステージとなりましたね。しかしこれもあっという間に終わるんでしょう。

毎日楽しみながら見ることにします。

 

本日のステージ3は登りスプリントということもあり、ステージ2の勝者キッテルには向いていないとされています。

では誰がチャンスなのかというと、サガン、デゲンコルブ、クリストフ、デマールあたりではないでしょうか。

個人的にはデゲンコルブに結果を出してほしいですが、別の意味でクリストフ(カチューシャ)に注目しています。

www.cyclingnews.com

クリストフは、カチューシャと契約問題で揉めています。

理由はチームとクリストフの間の期待値の違いでしょう。

 

[チームの言い分]

・今季結果が出ていない。→ 事実

・結果がでないのは体重増のせいだろう。絞れ。 → 憶測

・期待値を下回るのだからサラリーを減らしたい。 → 希望

 

[クリストフの言い分]

・体重は重すぎない → 自己評価

・結果はでている(ある程度)→ 自己評価

・他からのオファーも来ているよ(アスタナとか)→本当?

 

今季クリストフの成績が、昨季に比べて劣っているは確かでしょう。それが体重増のせいなのかは不明ですが。

 

クリストフ本人は「移籍問題は、ツールの間に決断する」と言っていますが、残るにせよ、移籍するにせよ、結果を出すことが最も重要に違いありません。

ステージ2では中間ポイントを狙っていましたし、何かの結果(マイヨ・ヴェール?)を出そうとしています。サガンのライバルがこんな形で出てくるとは。。

何れにしても、クリストフが頑張ればスプリンター勢の争いも活性化する可能性があるので面白くなりそうですね。

そんな、注目のステージ3は6:55からJsportsで完全生中継です。

 

それにしても移籍が噂されているアスタナは総合系チームです。移籍しても満足なトレインを組んでもらえるとは思えないですけどね。