垂れ流し日記

その日に起きた出来事の感想をそのまま書く垂れ流し日記

ミラノ~サンレモ 2017 展望

ロードレースには1日で走り終わる「ワンデーレース」と1~3週間走る「ステージレース」があります。世界的に有名なツール・ド・フランスなどは後者。

しかし、見ていてわかりやすいのは「ワンデーレース」の方。ステージレースは初心者にはわかりにくいルールになっているのに対し、「ワンデーレース」は最初にゴールした人が真の勝者なのでわかりやすい。全選手がその1日のために全力を出し切る姿も見ていて熱くなります。

「ワンデーレース」の中には格付けがあり、格や歴史のあるものを「クラシック」と呼びます。更に「クラシック」の中でも特に権威のあるレースを「モニュメント」と呼びます。つまりモニュメントはワンデーレースの最高峰であり、勝った選手はロードレース史に名を残すことになるわけです。

モニュメントは下記5つ

ミラノ〜サンレモ
ロンド・ファン・フラーンデレン
パリ〜ルーベ
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
ジロ・ディ・ロンバルディア

 

この5つのレースに出る選手は、歴史に名を残すために、死力を尽くして闘うので当然面白いレースになります。

 

今週末、3/18にそのモニュメントの内の一つ「ミラノ〜サンレモ」が開催されます。

モニュメントはそれぞれに特徴がありますが、「ミラノ〜サンレモ」は”スプリンターズクラシック”と呼ばれ、スプリンターにとって最高峰のレースとして位置づけられます。

とはいえ、ド平坦のレースではなく、勝負どころで結構厳しい山があります。従ってこのレースに勝つには「登れる力」が必要。現時点での最高峰スプリンターである、グライペル、キッテル、カヴェンディッシュが苦手とするところですね。このため、グライペルやキッテルの活躍は見られませんが、単純なゴール前スプリントにならないところが面白いところでもあります。

 

今年のスタートリストはリンクの通り

Milano-Sanremo

 

個人的に注目している選手を紹介

 デマール(FDJ)

去年の覇者ですが、「山で車に掴まっていた」疑惑あり。今年は正々堂々と勝ちたいところ。ティレーノ~アドリアティコでステージ優勝をあげたように調子は良さそう。

 

ジョン・デゲンコルブ(トレック・セガフレード

2015年の覇者。去年は練習中の交通事故の影響で出場しませんでしたが、大分復調しているようなので有力候補でしょう。

 

ビビアーニ(チームスカイ)

スプリンター軽視のチームにあって、強力が得られない中、必至に奮闘しているイメージがあります。リオオリンピックのトラック競技で金メダルを獲得し、本職のロードレースでも勲章が欲しいところ。

 

ミハエル・クフィアトコースキー(チームスカイ)

2014年世界選手権(ロード)の覇者。こちらはクラシックハンター。スプリントは振りなので、得意の下りアタックを決めたいところ。

 

ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)

世界選手権2連覇中の怪物がスタンバイ。ますます強くなっている印象。今年も調子は良さそうなので本命でしょう。

 

ボアッソンハーゲン(ディメンションデータ)

同じチームのカヴェンディッシュは2009年の覇者だが、個人的にはボアッソンハーゲンを応援したい。ノルウェー国内選手権はロード・TTの両方を2連覇中。過去もほぼノルウェー内では無敵状態なのにどうしても2番手感を感じます。29歳と良い年齢なので、ここらで主役に躍り出て欲しいとなぜか応援したくなります。まぁ名前の響きなのでしょうが。

 

フェルナンド・ガビリア(Quick-Step Floors)

ネクスト・サガンと言われるガビリア。「ネクスト・サガン」とか「カヴェンディッシュに勝った男」と他者との比較で呼ばれているが、そろそろその呼び名も払拭したい。去年のこのレースは、ゴール前落車がなければガビリアが勝っていたと思っているだけに雪辱を果たしてもらいたい。大本命。

 

カレイブ・ユアン(ORICA-Scott)

直線の爆発力は最強クラスだが、問題は山が超えられるか。

 

さて誰が勝つのでしょうか。

個人的に勝って欲しい順はこんな感じでしょうか。

ガビリア > ボアッソンハーゲン > クフィアトコースキー > サガン

 

JSportsでは放送されないので、DAZNかネット配信で観戦予定です。