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垂れ流し日記

その日に起きた出来事の感想をそのまま書く垂れ流し日記

カタルーニャ一周(Volta Ciclista a Catalunya)2017 展望

スプリンター達の祭典であるミラノ~サンレモが土曜日に開催されるが、その裏でクライマー達の祭りの準備が始まっている。

そう、カタルーニャ一周(Volta Ciclista a Catalunya)である。

山岳コース満載(というか、山岳コースしかない)のレースである。その分一流クライマーたちが揃う。

 

ステージ1

http://www.procyclingstats.com/races/profilesmaps/201703/original/-volta-ciclista-a-catalunya-2017-stage-1-1489137193.png

1級山岳が2つ、2級1つ、3級3つの獲得標高3500m。かなりハードなコースが今年も幕開けとなります。去年は平坦コースでしたけどね。

 

ステージ2(TTT)

http://www.procyclingstats.com/races/profilesmaps/201703/original/-volta-ciclista-a-catalunya-2017-stage-2-1489137235.png

 

このコースをチームTTで走る。牽かされるアシスト陣がかわいそうだ。多分エース級は疲れを残さないために牽かないだろうが、かといってTTTなのでアシストが仕事を追えてちぎれることも許されない。かつ速いタイムを目指す。これを前日に3500m登った後でやるという鬼のようなコース設定に見える。

 

ステージ3

http://www.procyclingstats.com/races/profilesmaps/201703/original/-volta-ciclista-a-catalunya-2017-stage-3-1489137337.png

1級山岳が3つ。「1級を登るために下ってください」という感じ。

ゴール前は微妙に平坦が数十メートルあるように見えるが、「スプリントできますよ」ということだろうか?なんの配慮だ。でもそんな事になりうるメンバー構成だけに笑えない。

獲得標高4000m超

 

ステージ4

http://www.procyclingstats.com/races/profilesmaps/201703/original/-volta-ciclista-a-catalunya-2017-stage-4-1489137469.png

1級山岳がないだけ軽く見えてしまうこのステージ。全体的に下り基調な分、逆に平均スピードが上がってきついのではないかと思う。

それでも、獲得標高:2000m超。

 

ステージ5

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超級山頂フィニッシュ。最後の超級は一応1000mとなっているが、信じてよいのか。

 

ステージ6

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このコースで集団ゴールとなるのだろうか。最近は下りアタックが流行っているので、色々な仕掛けができそう。総合争いも佳境になっているはずなので、最後のチャンスかも。

 

ステージ7

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「山岳」という意味では特別凄い山はないが、”急勾配の丘”を何回も登るという恐ろしいコースだ。去年のステージ7とほぼ同等。ということは去年と同じアタック合戦になりそう。ただキツイだけでタイム差はつきにくいという見ている人だけが喜ぶコースでしょう。

 

去年は平坦ステージがあったのだが、今年はゼロ。代わりに山を増やす。こんな割り切り好きです。お陰でグランツールを目指すレベルのクライマーだけを集めることに成功。

今年のスタートリストはこちら

Volta Ciclista a Catalunya - StartList

 

ネームバリューのある選手は揃っていますが、エース級はあくまで調整がメインでしょう。注目したいのは、若手やグランツール当落線上選手によるアピール。とはいってもあまり選手の特徴は詳しくないので、気がついた部分だけ書いてみます。

 

ミケル・ランダ(SKY)

ジロ・デ・イタリアでゲラントトーマスとダブルエースで参加することが決まっているものの、まだ調子が上がっているとは言い難い。ここでの結果しだいではダブルエースを剥奪される可能性もあるのではないかと思っています。もちろん強いランダをみたいですけどね。

 

ダミアン・ハウッソン(ORICA-Scott)

去年のブエルタ・ア・エスパーニャで、オールアウトするまでチャベスを牽きまくったことで有名になったハウッソン。今年は、ヘラルドツアーで、ステージ1勝を挙げ総合優勝にも輝くという好スタートをきっています。オリカにはチャベス・イェーツ兄弟という優秀な若手がいるので、即エースという訳にはいかないでしょうが、爪痕は残しておきたい。今年はその爪痕をより深くする年にしてくれるはず。

 

ハルリンソン・パンタノ(Trek-Segafredo)

今年のパリ~ニースでコンタドールを強力にサポートし、SKYの強力アシスト陣を一人で崩壊させた男。「攻撃的アシスト」という面白い役割。トレックはコンタドール・モレマ・パンタノとツール・ド・フランスを想定したメンバーで、フルーム率いるSKYの強力アシスト牙城をどこまで崩せるかというのが今回の課題なのかもしれないですね。

 

ピエール・ラトゥール(AG2R La Mondiale)

昨年のブエルタ・ア・エスパーニャでJSportsの解説者栗村さんイチオシとして挙げた若手フランス人。同じチームであるロメン・バルデの次のエースとして期待されている。

 

アルチュール・ヴィショ(FDJ)

空白の2年間があったものの昨年復活。今年はより多く勝ちたいでしょう。パンチャーなので、山が得意というわけではないでしょうが、この後のクラシックの調整やアピールの為にしっかり目立ちたいところ。

 

その他では、 グライペルとブアニがエントリーしていますが去年のイメージでレース日程を決めたのか?今年は去年のような平坦コースはないですよ。ちゃんとコースプロフィールを見た上でのエントリーでしょうか。初日でタイムオーバーの可能性もあります。

 

来週はこのレースで苦しむ選手たちを眺めながら過ごせそうですね。

DAZNで中継します。