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垂れ流し日記

その日に起きた出来事の感想をそのまま書く垂れ流し日記

大相撲3月場所 14日目


もはや注目は稀勢の里照ノ富士だけでしょう。

鶴竜 vs 稀勢の里
まさか出場してくるとは!というのが本音です。
土俵入りを見ると肩は上がっているようでしたが、柏手はソロっと打っているように見えます。響くと痛いのかな
実際の取組みは、全く何もできませんでしたね。
いつもは固く締まっている左ですが、今日はあっさりと差され、腕に気を使うばかりに、膝も伸びており全く踏ん張れず。
昨日までの重い腰が嘘のようにあっさりと土俵を割りました。
立ち合いで張りにいったのが、せめてもの抵抗だったのでしょうが。よっぽど悪いのでしょう。

今回の強行出場には賛否あるでしょう。個人的には否です。
照ノ富士は綱取りがかかっていた場所で、怪我を承知で無理をした結果、今場所復活の兆しが見えるまでに1年以上遠回りをしました。
最悪、稀勢の里もそれくらい掛かる可能性があります。ましてや自分の武器である左腕ですからね。
違うところは、稀勢の里は既に横綱ですので、遠回りした時期の照ノ富士と同じ成績では、引退せざるをえないでしょう。
でも、自分で選んだ道なので、それも仕方ないなとも思いますが、今場所の強さならもう少し横綱としてみたいですので、5月場所か7月場所では復活することを願っています。


照ノ富士 vs 琴奨菊
照ノ富士が立合いの変化で琴奨菊を下して1敗キープ。14日目にして単独トップに立ちました。
これも賛否ありますね(笑)
これは”賛”の方です。
なので、擁護します。

まずは、照ノ富士琴奨菊の対戦の歴史から。

初対戦は平成26年秋場所初日。「十両の頃から考えていた」という照ノ富士の変化により、初大関戦で勝利。

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その1年後、照ノ富士は関脇で優勝し新大関場所となった平成27年7月場所の千秋楽。
琴奨菊は7勝7敗で大関陥落のピンチでしたが、今度は琴奨菊が変化で叩き込みで勝利。

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そして、照ノ富士は優勝がかかっていて、琴奨菊大関復帰がかかっていた今回、変化したわけですね。
「正々堂々と~」とか、「横綱を目指すものとして~」とかの意見もあるでしょうが、この二人の対戦に限って言えば、「絶対に勝ちたい!と思った方が変化する」ものなんです。
しかも照ノ富士には「琴奨菊は負けたくない場合に変化する」というイメージがありますしね。

また、琴奨菊の最大の武器は立ち合いの”ぶちかまし”がそもそも問題があるのです。
「がぶり寄り」が有名ですが、土俵際で残された場合に、それを体重だけ押そうとするための補助技に過ぎません。
琴奨菊の立合いの威力の理由は、「相手が変化することを考慮せずに、相手も見ずにぶつかっていく」ためです。実際に琴奨菊は変化に異常に弱いですからね。
つまり、琴奨菊は「変化されると弱い」というリスクより、「立合いの威力を上げる」というメリットを取って大関まで上がった男です。
変化した方が非難されるのは間違っており、変化に弱い戦法を選択した方を責めるべきですね。
なので、照ノ富士は全く悪くないです。

勝負が決まった後に、「勝負せぇ~」とかのヤジが飛んだとか。
以前、大阪場所で白鵬が変化で優勝を決めた時にも、「変わって勝って嬉しいんかぁ」との口汚いヤジが飛んでいましたね。
では、東京は上品なのかというと、そうでもなくて、稀勢の里白鵬に勝った時は、両国国技館で万歳三唱が発生したこともありますね。
いろいろな形がありますが、強いモンゴル人は心の底では歓迎されていないんでしょう。

とはいえ、ヤジがでるくらいファンを熱中させているということでもあるので、その熱い闘いは確実にファンへと伝わっています。
熱戦を期待されたファンはガッカリしたでしょうが、「これぞ勝ち負けにこだわった真剣勝負だった」という見方をしてほしいですね。