垂れ流し日記

その日に起きた出来事の感想をそのまま書く垂れ流し日記

ティー・ジェイ・ヴァンガーデレンはエースなのか?

ティー・ジェイ・ヴァンガーデレン(BMC)ですが、今年はツール・ド・フランスではなく、ジロ・デ・イタリアへ向かうそうです。

 

www.velonews.com

velonewsがティー・ジェイ・ヴァンガーデレンへのインタビューを行ったようですが、わざわざインタビューしている割には、あまり応援している感じが伝わってきません。

ヴァンアーベルマートの記事もそうでしたが、velonewsは皮肉がきいているというか、意地悪というか、これがヨーロッパの文化なんでしょうか。

 

Velonews曰く、「2012年からBMCのリーダーだったヴァンガーデレンだが~」と書いていますが、2013年まではエースはカデル・エヴァンスでしょう。去年はリッチー・ポートがエースナンバー。なのでエースだったのはエヴァンスが引退してポートが入ってくるまでの2年間だけ。実力で勝ち取ったものではないのです。

他にも「降格されてジロをスタートを迎えるがどんな感じ?」とか「リッチーと一緒に走るより、ジロを選んだのはなぜ?」とか「どんなモチベーションでジロを走るの?」とか意地悪な聞き方ですね。いや、正直な聞き方なのかもしれませんが。

 

ティージェイ曰く、「チームから提案された。ツールではスーパーアシストになり、3週間の間、フランスを回ってオーストラリアの羊(リッチー・ポート)のの面倒を見るか、ジロ・デ・イタリアをリードするか、どっちだ?と。ジロを選んだ。リッチーが嫌いなわけではなく、自分はグランツールをリーダーとして勝ちにいきたいし、勝てるとおもっている。ジロの50kmのTTは自分向きだしね」とのこと。


自己評価が甘いのか、あえて強気に行くことで自分を奮い立たせているのかわかりませんが、グランツールを勝ちたいそうです。

ティー・ジェイ・ヴァンガーデレンの近年の勝利(TTTを除く)を見ると
2017年
 0勝
2016年
 ステージ勝利 1勝(ツール・ド・スイス
2015年
 ステージ勝利 1勝(カタルーニャ一周)
2014年
 ITT 1勝
 ステージ勝利 2勝(カタルーニャ一周、USProChallenge)
2013年
 ITT 2勝

戦績をみると、「登れるTTスペシャリスト」という感じです。
近年はTTはグランツール制覇の重要な条件なので、「ジロの50kmのTTは自分向き」というのはあながち嘘ではないのかもしれません。
でもこのコメントは情報不足です。「ジロの50kmのTTは自分向き。でもローハン・デニスにはもっと向いている」が正確なところでしょう。

"そこそこ登れて、そこそこTTが速い"ティー・ジェイは、"かなり登れて、そこそこTTが速い"リッチー・ポートにツールドフランスのエースの座を奪われました。
はたして"そこそこ登れて、かなりTTが速い"ローハン・デニスからジロ・デ・イタリアのエースの座を守れるのでしょうか。

「No1はリッチー・ポートだ、自分ではない」と分析していますが、実は"No2でもない"かもしれませんね。

「ツールではスーパーアシストになり、3週間の間、フランスを回ってオーストラリアの羊(リッチー・ポート)の面倒を見る」事を拒否したつもりでも、
「ジロではスーパーアシストになり、3週間の間、イタリアを回ってオーストラリアの羊(ローハン・デニス)の面倒を見る」事を選んだだけに過ぎないかもしれません。

チーム評価はエースナンバーでわかると思います。

BMCでのエースナンバーはどちらになるのでしょうか。非常に楽しみです。