垂れ流し日記

その日に起きた出来事の感想をそのまま書く垂れ流し日記

このツール・ド・フランスで輝いているチーム・選手


東京には荒川CRというローディ達が集まるサイクリングロードがある。
下流から30~40kmに渡り広い道幅の舗装路が続き、彩湖というトレーニング可能な場所もある。
マナーの是非はあるだろうが、ある程度のスピードでローディ達が日々トレーニングに励んでいる。

そんなローディ達の大半はサイクルロードレースのファンであろうと推測される。
活躍した選手達と同じバイクに乗り、同じジャージを着ている人たちも少なくない。

先週末、35℃を超える灼熱の荒川を走っていたが、やはりローディ達が多く走っていた。
「SKYジャージがいつもより多い」ような気がした。
黒地に水色のラインが入ったSKYジャージは目立つ。普段より多く感じたのは気のせいではないだろう。
この焼けるような暑さの中、黒色のジャージを着るなんて賢明な判断ではないが、どうしても着たかった人が多かったのだろう。
その理由は一つしか無い。フルーム率いるチーム・スカイの活躍を見て刺激されたに違いない。
数十万円するバイクと違い、チームジャージというのは、1~2万円なので、比較的変えやすい。

カイジャージを着て、ジッパーを全開にすれば、ミケル・ランダになれる。
カイジャージを着て、ジッパーを半開にすれば、ヴァシル・キリエンカになれる。
カイジャージを着て、白縁のアイウェアをかければ、ゲラント・トーマスになれる。
カイジャージを着て、首を傾げながら走れば、クリス・フルームになれる。

特に東京であれば、ロードバイクショップでレプリカジャージが簡単に手に入る。
すなわち、荒川CRにおけるチームジャージ遭遇率はそのままチーム人気になる。
このスカイジャージ率の増加はツール効果なのだろうと思い走っていた。

と、同時に「自分ならどのジャージを着るだろうか」ということも考えた。

カイジャージは確かに憧れだが、被る率が高いので見送る。
その他の候補を考えた結果を3チームを紹介する。

1.サンウェブ
ワレン・バルギルが山岳賞をほぼ確定させているが、それ以上にマイケル・マシューズがカッコイイ。
キッテルとのスプリント勝負では分が悪いと分かっているため、キッテルが獲れないステージや中間スプリントポイントを獲りに行く作戦である。
その姿があまりにも眩しい。
スプリンターというカテゴリで括られる脚質ながら、1級山岳を平気で逃げ集団に加わり中間スプリントをゲットする。
中間スプリントのついでに、その先の頑張る必要のない、山岳ポイントでも、バルギルの山岳賞アシストの為に、ポイントをゲットする。
スプリントと名がついているだけの実質的な激坂で、リオオリンピック王者を下す
等々
縦横無尽の活躍をしている。
その名の通り、”総合”の強さでいえば、クリス・フルームなのだろうが、瞬間的に強さを見せる回数でいえば、マイケル・マシューズがダントツなのではないだろうか。
今回のツールを見る限り、今のところサンウェブのジャージを着て、ジャイアントのバイクに乗ってマイケル・マシューズになりきりたい。
ジャイアントのバイクは比較的お求めやすい値段ですし。


2.クイック・ステップ・フロアーズ
スター選手が数多く所属する最強軍団である。

ただし、憧れる選手はダン・マーティンである。

現時点で5勝もしているキッテルではなく、
集団牽引で放映時間の半分近く映っているベルモトでもなく、
誕生日アタックを決めるような華のあるジルベールでもない。

「1km歩くより、100km自転車に乗ったほうが楽」と言ったという噂もあったり、
レース後は干からびたおじいさんのように憔悴しきった姿をさらしながらも、「苦しいと思ったことはない」と言い切り
控えめそうな見た目とは裏腹に攻撃的な走りをする。
そんな、ダン・マーティンに憧れる。

ただし、今クリックステップジャージを着ると、キッテルファンと思われる(実際にファンだが)ので、ちょっと躊躇している。


3.アスタナ
フルームは強い。しかし、それはチームの力も多分に影響している。
アシストが居なければ今の順位は得られていないというシーンも数回あった。
「フルームが強い=チームスカイが強い」と言い換えられる。

そういう意味で、ファビオ・アルの現在の位置は驚愕に値する。
なにしろアシストが居ないのにこの位置にいるのは相当な偉業である。

もともとアスタナはアルの為に、ジロに主力アシストを割り振った。
アルが怪我でジロを回避したために、そのアシスト陣は使えない。
さらにチーム事情で「カザフスタン選手を多く入れる」という制限もあった。
アルがジロやブエルタで活躍した時は、ニバリ、ランダ、ディエゴ・ローザ、ティラロンゴ、スカルポーニフグルサングあたりが盛大にアシストしてくれたものだが、そのメンバーは全く居ない。
どのステージでもレース中盤には、アルはひとりぼっちになっている。
それでも腐らずにアタックの機会を常に狙っているし、孤軍奮闘ぶりは尊敬に値する。

ただ、そのアルは現在イタリアチャンピオンジャージ。
「恐れ多い」「恥ずかしい」「売っていない」の3重のハードルがあるので、着れない。


ツールも残すところあと一週間。
サンウェブのジャージをどうしようか検討中ですが、やはりスカイにするかも。
それより、これから活躍するチームも出てくるかも。
まだまだ、いろいろなチームの活躍を期待しています!