垂れ流し日記

その日に起きた出来事の感想をそのまま書く垂れ流し日記

今年のツールは面白かったのか

ステージ18では、ワレン・バルギル(サンウェブ)がイゾアールを制し。

ステージ19では、ボアッソンハーゲン(DDD)が待望の初勝利を挙げました。

ステージ20はITT。

最終ステージのシャンゼリゼでは総合争いはしないことが例年の流れとなっています。

 

つまり、駆け引きのあるロードレースは既に終了していることになり、総合優勝の行方はITTの結果次第となりますが、ITTならフルームが圧倒的に有利なので、ほぼ総合優勝は決まった形になります。

 

今ツールはITTの合計距離が短く、山岳ステージの難易度が下がったと言われていました。

今までのステージを振り返ると、フルーム自ら攻めるシーンはほとんど無く、守備的な走りをしていた気がします。

ステージ1のITTで付けた差を、難易度の下がった山岳ステージで逆転されないように集団コントロールし、ステージ20のITTは保険として取っておく。

「フルームが不利になるようなコース設定」との噂でしたが、むしろ、今回のツールはフルームに有利だった感じもありますね。

 

そんなフルームに対して攻撃をしかけていたのは、ロメン・バルデ(AG2R)くらい。

それよりも有力総合勢が次々と脱落していったシーンが印象的です。

山岳ステージの難易度が下がったのに、総合勢が遅れていく。。。

 

なぜなんでしょう?

 

ここからは推測ですが、山岳テージの難易度が下がったことで、例年なら勝負に参加できなかったクライマー以外の選手がハッスルしたのだろうと思われます。

スカイのアシストが大量に残っているのと対象的に、アスタナやトレックのアシストは登り始めた時点でほぼ居なくなっていました。それはクラシック系のライダーが山岳に至るまでの道中が厳しい展開になっていたのかもしれません。サンウェブとか動きまくっていましたしね。

つまり今大会はクライマーというよりも、クラシック系の能力を求められたのかもしれません。

 

そう思うと、理解できることがあります。

・そこまで登れる印象の無い、リゴベルト・ウランキャノンデール)が上位にいる。

・山岳エースアシストという立場のため道中はフルームと同様に守られていたランダが、ゴール前まで残れている。

・クフィアトコースキーが最終盤まで残っている。

・逆に、エナオモントーヤが意外に早く脱落する。

・気がつくとパンタノやモレマといった山岳アシストの姿形も見えない。

・道中が速いので、キンタナがジロの疲れを回復させる暇がなかった。

コンタドールは・・・単純に力が衰えているのかも。

 

にもかかわらず、フルームが頂点にいるということは、やはりフルームは真のオールラウンダーであり、実力が抜けているのでしょう。

おそらくこれでツール4勝目。気が早いですが、来年で5勝クラブの入会資格を得られるのか興味深いところです。

 

で、本題の「今年のツールは面白かったのか?」ですが、

 

文句なく面白かった!

 

・キッテルの圧倒的なスプリント

・サンウェブが動きまくる

AG2Rがフルームに攻撃する

・バルギルの覚醒

・ボアッソンハーゲンなど普段2番手に隠れている選手の活躍

 

各チームのエースの落車や失格による離脱も色々ありましたが、それを差し引いてもやはりツールは面白かったです。

 

最終日、スカイのメンバーは例年通りシャンパンによる祝福をするのでしょうが、我が家でも同じようにシャンパンを開けられるように準備をしておこうと思います。

 

3週間早かったなぁ。。。溜まった仕事をブエルタまでに片付けようかな。。